International Society of Life Information Science (ISLIS)

Journal of International Society of
Life Information Science (ISLIS)

33巻、2号、2015年9月号

要旨 



[Preface]

(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p.141)
国際生命情報科学会(ISLIS )の創立20周年記念を祝す
第40回生命情報科学シンポジウム「癒しと不思議の科学」  
2015年8月28日- 31日 長野県伊那市 長谷「入野谷」
合宿 \  開催趣旨
  主催: 国際生命情報科学会(ISLIS :イスリス)
共催: 国際総合研究機構(IRI)、 超党派国会議員連盟「人間サイエンスの会」(NS )

山本 幹男
第40回生命情報科学シンポジウム 大会長
国際生命情報科学会 (ISLIS) 理事長・ 編集委員長、
国際総合研究機構 (IRI ) 理事長
超党派 国会議員連盟 人間サイエンスの会(NS) 初代世話人代表
要旨:
国際生命情報科学会 (ISLIS )の創立20周年を皆と共に祝す。標記の第40回大会は、長野県伊那市・長谷総合支所長初め地元の方々のご協力で、2015年8月28〜31日に、長谷の「入野谷」で第9回目の合宿として開催する。長谷は第1回の合宿を開催した記念すべき場所でもあり、行政を挙げての「気の里」創りや「分杭峠」でも高名である。本大会の主テーマは「癒しと不思議の科学」で、研究発表だけでなく、一般人も大いに楽しめる、講演、セミナー、ワークショップ、実技指導等が多く在り、スポット・ツアーも在る。 主催者の国際生命情報科学会 (ISLIS )は、1995年創立来、現在の科学知識の延長で説明が出来そうも無い不思議なこころや精神を含んだスピリチュアル・ヒーリング、気功、潜在能力、超心理現象などの存在の科学的実証とその原理の解明を主目的として来た。この20年間に生命情報科学シンポジウムを40回主催し、国際学会誌Journal of International Society of Life Information Science (Journal of ISLIS )を年2号定期発行し、総計6,000頁以上の学術論文と発表を掲載し続けてきた。この間不思議現象の存在の科学的実証には多くの成果を挙げた。しかし、その原理の解明は世界的にもほとんど進んでいない。そこで、今回第9回目の合宿を開催し、議論を深める。本学会の設立趣意は、物質中心の科学技術から、こころや精神を含んだ21世紀の科学技術へのパラダイム・シフト(枠組革新)のための、実証的科学技術研究の発展、「潜在能力」等の不思議現象の原理解明、「潜在能力」の開花により、健康、福祉、教育と社会および個人の心の豊かさを増進させ、自然と調和した平和な世界創りに寄与する事である。本学会は現在世界の11カ所に情報センターを、約15カ国に約230人の会員を、擁している。また、次回第41回は2016年3月19・20(土・日)に昨年と同じ東邦大学医学部大森臨床講堂にて主催する。
Keywords:
国際生命情報科学会 (ISLIS)、創立20周年、不思議、世界像、世界観、潜在能力、催眠、心、精神、スピリチュアル、代替医療、CAM、統合医療、IM、超常現象、超能力、超心理、気功、ヨーガ、瞑想、幸福、長谷、気の里、分杭峠、パワー、スポット

[研究発表]
(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p.145)
PFモデルに見る物理学の「ニューホライズン」

種市孝
IRI 理論物理学研究所
要旨:
パラサイトフェルミオンモデルは、高次元宇宙内で考えられる物質粒子の新規な存在様式の提案である。このモデルを心身問題に適用する試みは、超常現象が高次元宇宙描像に基づく物理学の研究対象となり得ることを示している。。
Keywords: ブレーンワールド、余剰次元、心身問題、パラサイトフェルミオン、超常現象

[研究報告]
(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p.150)
統合医療3日断食、糖質制限食による、潰瘍性大腸炎、 肺気管支カルチノイド、再発膵臓癌症例におけるアディポネクチン 及びケトン体と内臓脂肪の相関性の研究と臨床改善報告

西本真司
西本クリニック
要旨:
統合医療3日断食(低分子化フコイダン100 ml使用)、糖質制限食等で、潰瘍性大腸炎、肺気管支カルチノイド、再発膵臓癌症例のケトン体、アディポネクチンの各濃度も高い数値を示し、内臓脂肪との逆相関の傾向が認められた。今回の症例で、ケトン体及びアディポネクチンの高値と内臓脂肪との間の逆相関関係が、症状改善のより信頼性のある指標となる可能性が示唆されたので若干の考察を加えて報告する。
Keywords: 統合医療、糖質制限食、潰瘍性大腸炎、アディポネクチン、肺気管支カルチノイド、再発膵臓癌、内臓脂肪、ケトン体、低分子化フコイダン

[研究発表]
(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p.153)
成功度とその理由の実態調査

大島 章嘉
株式会社ワード研究所
要旨:
日本人男子は、幸せ度より成功度に関心が高い。成功している人の割合、成功のために大切な要因、成功のために何が足りないかを探索してみた。
Keywords: R意識調査、成功度、説明要因、重相関分析

[研究発表]
(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p155.)
自信ある度ない度とその理由の調査結果

大島 章嘉
株式会社ワード研究所
要旨:
自信のあるなしで実行力が大幅に変わることが分かっている。自信のない人が日本人の中で30%に達していることも分かっている。自信をつけるために何が大切かを探索した。
Keywords: R意識調査、成功度、説明要因、重相関分析

[講演]
(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p.157)
宇宙科学と脳科学の融合 −唯物論の新たな可能性−

種市孝
IRI 理論物理学研究所
要旨:
現代物理学の発展は、我々の住む宇宙が我々の感知する4次元だけでなく、より多くの次元をもって構成されていることを強く疑わせる段階に来ている。一方で現代物理学の根底を成す場の量子論と相対性理論は双方ともが4次元時空に寄って立つ理論であり、この齟齬は今後の理論物理学の発展が、我々の従来の常識をいかなる形にせよ大きく覆す可能性がある事を示唆する。そこには、死後存続に代表されるような、心と脳の関係に絡む困難な事案が含まれるかもしれない。理論物理学の一つの到達であるパラサイトフェルミオンモデルを軸に、人工知能の可否との絡みで、本モデルに内在する可能性について考察する。
Keywords: ブレーンワールド、余剰次元、心身問題、パラサイトフェルミオン、唯物論、死後存続

[講演]
(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p.163)
各種瞑想法におけるθ波

河野 貴美子
国際総合研究機構
要旨:
笠松ら1)は坐禅瞑想の深い状態で、θ波がバースト状に多く現れたと報告をしているが、近年、その他さまざまな瞑想や気功、またヒーリング等実施中でもα波よりθ波が注目されることが多い。θ波は基本的には覚醒度の低下により、α波が減衰したのち、傾眠状態で現れる脳波である。筆者が以前僧侶などで行った坐禅瞑想実験では、それほどθ波が目立って増大することはなかったが、瞑想の深い状態ではα波とともにθ帯域の波も現れる様子がみられた2)。その後、数多く行った気功やヒーリングにおける瞑想法でも自己解放型の瞑想状態に深く入り込んだと思われる時には、α波の徐波化がみられ、やがてθ帯域に移行することがみられている。おそらく眠気によるθ波とは出現機序が異なり、α波が徐波化することによるθ帯域成分なのであろう。さまざまな事例解析から、瞑想時のθ波について考えてみたい。
Keywords:脳波、α波、θ波、気功、瞑想、ヒーリング

[講演]

(J. Intl. Soc. life Info. Sci. Vol.33, No.2, p.164)
ピラミッド型構造物の未知なる機能の発見

高木治1、坂本政道2、世一秀雄1、小久保秀之1、河野貴美子1、山本幹男 1
1.国際総合研究機構(IRI) 情報研究センター(日本、千葉)
2.潟Aクアヴィジョン・アカデミー(日本、千葉)

要旨:
我々は2013年に、物理的に離れた生体センサ(食用キュウリ)に対する、瞑想者による非接触効果の存在を報告した[1]。その後、非接触効果の時間変化を実験的に調べた結果、ピラミッド型構造物(Pyramidal Structure : PS)の未知なる機能が関与していることを発見した[2]。非接触効果の時間変化は、瞑想者による非接触作用がPSと関与した、十数日間という長期にわたる遅延現象である。この現象は、瞑想者による非接触作用の変換過程によるものと考えられ、瞑想者の作用(入力)がPS に蓄積し、別の作用に変換され、変換された作用(出力)が生体センサによって検出される、2段階反応であると推察できる。遅延を伴う特異な非接触効果の実験結果は、制御理論の2次遅れ要素系の過渡応答現象を記述する数式を用いることにより、非常に良く近似することができた。現代科学の領域では未だ認められていない、PSの未知なる機能の解明は、社会に多大なるインパクトを与え、将来科学的な応用分野が広がる可能性がある。本講演では、参考文献[2]をもとに、ピラミッド型構造物の未知なる機能について報告する予定である。
Keywords:
瞑想者、非接触効果、ピラミッド、バイオセンサー、キュウリ、ガス、遅延効果、過渡応答


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Last Modified: September1, 2015