21世紀へ向けてのパラダイムシフト


 ここ数年来、生体や生命情報に関係する科学的な探究が急速におこり始め、各方面で生体計測に関する研究や学術報告が増加してまいりました。それらの成果は人体科学会や応用物理学会、ME学会、生理学会、脳波筋電図学会などで報告されております。しかし、この分野の研究が加速されるために、この分野に造詣の深い専門家が集まり、科学的に未解決の課題を検討することが必要になりました。特に、この分野は、中国や米国の研究者と交流するなかで、国際的に交流する必要性が感じられ、また、東京電機大学や放射線医学研究所で行われてきました研究会を発展させ学会とさせていただくことにいたしました。
 ところで、学会を発足させるにあたり、会長を引き受けていただきたいとの申し出に、この分野をたまたま早くから研究していたということでこのような大役が回ってきたと思いますが、この分野の発展を考え、誠に浅学非才ですがお引き受けすることにいたしました。理事長、理事のメンバー、役員、会員諸氏のご協力をいただき学会の発展を切望いたします。
 国際生命情報科学会 会長  町  好 雄
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Last modified : Feb. 20, 1996
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